EXCLAIM、そしてJOHNS TOWN ALOHA!から、LOS CRUDOS、LIMP WRSIT、SIEGE、CHARLES BRONSON、SLIGHT SLAPPERS、BREAKfAST、JERRYROLL ROCKHEADS、the futuresとい国内外の速い!ハードコアからの影響を感じさせる猛烈なレイジングRawノイズハードコアスラッシュが突き抜ける最高盤です!!!
内容聴いてるとこのジャケもJTAからの影響か!?と思ったり、とにかく最高に振り切れ、ブチ抜けていく全12曲!大推薦盤です!!!
PATROLTIME『cut up(7")』 PATROLTIME
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DEBAUCH MOOD、36作目のリリースは、東京産_原始的 Raging Punk/ハードコア Punk
PATROLTIMEによる『cut up(7")』。
先日自主制作されたCDの7" verがリリースされる。
メンバーはDr/Vox. TOGA、Gt. TATSUBOY、 Ba. GUCCI、(Ba. Taiki.Y[育休中])の3名編成。
長崎より上京したTOGAを中心に2018年頃活動を開始。
自主にて、It's time to patrol(TAPE)、ブラボーEP(CDR)、KING OF DRUG(CDR)をリリースした後コロナ禍の活動制限を経由し、2024年現編成としてからは多くのliveを重ねるに至る。
Drボーカルであるのも然る事ながら、一般的なthrash、fast、speed coreとは根本が捻じ曲がって違うかの楽曲を武器に、東京地下シーンの異端児的存在として今日もDIYな活動をPATROLTIMEは続けている。
一聴謎めいているPATROLTIMEの音楽的背景だが、メンバー3名が挙げるフェイバリットバンドはLOS CRUDOS、JOHNS TOWN ALOHA、KRIGSHOT、SCUM BANDITZ、ASSFORT(亞吸不汚吐)、S.O.B、THE COMESとの事。
そこにはこのメンバーにおける趣向のバランス感覚(自由度)が垣間見える。
レーベルとしての今作の印象は、DESOBEDIENCIA CIVI(MEX)、CIVIL DISOBEDIENCE(US)、U.B.R.(旧ユーゴスラビア)といった原始的なHC PUNKエネルギーをSSDなどBOSTON地域感覚に振りかけたかのような、且つANTI(I Don't Want to Die in Your War)、CAREER SUICIDE等のような親しみありつつ手の込んだPUNKの色合いを重ね、正に音楽として誠実的で悪ガキ的な魅力がある。
2010年代以降のBandであればDeformityなどとスタイル的な親和性も感じられるかもしれない。
ロッキンな疾走と狂乱が交錯連続する構成は、まさに衝動の塊といって過言ではなく、その個性ゆえに、聴き手に各国の魑魅魍魎を発想させるインスピレーションを喚起させる存在に、確実に現状このバンドは成り始めている。