日本が誇るエレクトロニカ、ポストロック、奇才電子音アーティストworld's end girlfriendの前作から2年とゆう長い時間を経てのリリースとなった2007年作となる「Hurtbreak Wonderland」は、これまでのリリース作品の要素も勿論組み込みながら、より進化を遂げた新しさかつ2007年までの集大成的な内容となっている。
world's end girlfriendといえばって感じの、狂気的で攻撃的な混沌としたノイジーなビートも健在ながら前作で聴けたWEGオーケストラとも言うべきストリングス、ドラム、ホーン、ピアノ、ベース等を今作でも大胆に使用し、生音と電子音が交錯しながら様々な変化を見せ構築されていく楽曲は屈折した感情や混沌とした世界観も見え隠れしながらも、今作ではより穏やかで心地良く、優しく、きらびやかでゆったりとした時の流れを感じさせる。
いくつもの音、いくつものリズムがいくつも重なり合い作りあげられていく壮大すぎる楽曲は素晴らしいでっす！全10曲入り約80分のストーリー！
