1997年に北海道は札幌のエモロックシーンを代表するバンドであるバァファリンズに在籍していたツツミ氏を中心に活動を開始、ギターには個人的にも大好き！な札幌を代表する激情エモハードコア「THE SUN」でも活動するサトウ氏も在籍するCUTHBARTS！
大傑作1stアルバム「kiristo」を札幌のstraitgh-up records内の良質エモレーベルSLOW recordsからリリースし、2003年に2ndアルバム「ヨリソウ」をPoet Portraitsからリリース。それに続く待望と言える6年ぶりの2009年作3rdアルバムがこれ！2ndと同じくPoet Portraitsからのリリース！
初期のこれぞ札幌エモロック！といったサウンドも随所に感じさせつつもインディーロックからJ-popまでにも通ずるような感覚もプラスし、より深く、そしてすっーと馴染んでくるように聴きやすいサウンドに仕上がっている。
やはりあのどこか切なくも儚い、雪国、札幌ならでは、と言えるような悲しげなギターのメロディライン、そしてさらりと聴かせるのに、なにやら複雑に絡む音はポストロック的な要素も感じさせる、そこにツツミ氏の日本語で優しくも繊細に発する言葉の一つ一つが響き渡り胸の奥を優しく、そっと静かに照らしてくれる。
美しさや優しさ、悲しみ、痛み、そしてやっぱり個人的に北海道とゆう土地ならではの音がここには詰まっています。
北海道エモファン、バァファリンズ好きには絶対におすすめな全9曲入り！
The sunが好きな人にも是非聴いてもらいたい一枚です！
10/06/22