US はシカゴのJoan of arc、Make believeでドラム、エレピ演奏者として活躍するマルチプレーヤーNate kinsellaのソロプロジェクトとなるBirthmarkの待望のデビュー作の日本盤がiscollagecollectiveよりリリース！
infoより... The Layerの制作は10年前、ネイト・キンセラが友人の短編映画の為に書いたM-2“Flightless Bird,”から始まりました。
しかし、友人のショートフィルムは完成しませんでした。
そこから長い時間が経ち、彼は制作の過程で楽曲が持つべき距離感が変化をもたらし理想的な構造へと導いていくと学びました。
抽象的になりながらも、自分が理想的なものへと近付く感触があったといいます。
M-7“A Solitary Angle on the Confinement of Doom”とM-1“The Layer”はその過程で同じ曲から分かれたものです。
これまでもMake Believe（Joan of arcの変名バンド）のピアノを弾いてドラムを叩く無茶な仕事やティム・キンセラの映画への楽曲提供など、ソロプロジェクト以外の活動をしつつ一歩一歩進んできました。
録音を始め4年、長い歳月の中、ゆっくり少しずつ、このアルバムは完成していきました。
都会を離れ録音することで精神的にもリラックスした環境の中、彼がもっとも感じたことは自然の偉大さだといいます。
無神論者の彼が自然界への驚きにもっとも影響を受けたという今作は、エレガントでありながら叙情的な素朴さもある作品に仕上がりました。
OWEN meets Tim（Joan of arc）と感じるJoan of arcの実験性とOwenの唄心を足したような、さらに言えばニック・ドレイク、エリオット・スミスといったSSW界の天才が持つ間の使い方、はたまたサンキルムーンの滋味深い牧歌的要素を混ぜた繊細かつ大胆なサウンドスケープ。
マルチプレーヤーと呼ばれる所以は伊達ではなく、演奏される楽器の多くを自分で演奏した形にしたemo、エクスペリメント、ssw、インディーロックファンに幅広く対応出来る捉えどころがない作品です。

http://www.myspace.com/birthmarkincomputer
10/12/19