2010年に結成された東京産5人組エモーティブカオティックハードコアバンドwombscapeの2011年作の2ndデモ！！！
2曲入り13分を収録した今作、まず一曲目の『蝕の刻』はConverge、Cave in、Knutなんかの要素からサンディエゴのカオスかつ変態的な要素までも感じさせる目まぐるしく展開しまくる、不穏極まりないカオスなナンバー。
不協和音ばっしばしにジェットコースターの如くぐわんぐわんに揺さぶられるかのような感覚、不穏に打ち付けるラストのミッド〜スローなパートは個人的にですがKnutぽいなーと、そして2曲目の『嗚咽する空の内側に』は『蝕の刻』とはうって代わり浮遊感漂う、エモーショナル、ドラマティカルに壮大なサウンドスケープで展開される9分にも及ぶ大作！
美しい中にも、どこか混沌とした空気感を感じさせながらゆったりと進んでいく、こちらのラストの方はズドーン、ズドーンと押し寄せる轟音の中をエモい唄がふわふわとのる、Jesu的な雰囲気も感じさせます。
かなり高いクオリティを見せる2曲でこれからにも期待大のバンドです！
Converge、Cave in、Knut、envy、heaven in her arms、Jesu、Explosions in the skyなどなど、カオティック、エモ、ポストロックが好きな人にアピール出来ると思います。
11/11/08