静岡産ハートウォーミング日本語エモ/インディーロックバンドTATAMIの1stアルバムが愛媛のImpulseよりリリースされましたー！
シンプル、少ない音数で一音一音にあたたかみと意味が込められているような感覚、しっかりと深く染み込んでくる、音の隙間に被る残響ときらびやかな電子音がふわぁーと宙を舞う。
TATAMIと名付けられたバンド名が示す通り、日本人が感じる畳のどこか懐かしく、ほっこりとあたたかく優しい雰囲気を持ったサウンドだと思います。

2007年に結成し、静岡を拠点に活動を開始。 翌年2008年に1st DEMO CD-Rをリリース(現在廃盤)、同年より自身の企画をスタートさせwoste tasteやtialaを静岡に招聘、熊谷のs-explodeとの共同企画ではQomolangma Tomatoやマヒルノとも共演。 それ以降もtatamiのドラマーである八木が主催する"I,my,me,mine"にてthe act we actやgagakirize、bed、MANTと共演するなど、交流の広さや、音楽性の豊かさを感じさせる活動を展開する。
2010年に2nd Demo CD-R「雨の日」をリリースし、全国的にtatamiの存在が浸透しはじめる。
そして、ZONBIE FOREVERよりリリースされたコンピレーションCD、"ZOMBIE BOOK 2011"に参加。
デルタマーケット一周年企画にてDISCHARMING MANやFRAGMENTS、bacho、静かに潜む日々等と共演。
2011年には3年振りのtatami企画を、長谷川健一、マルチ放電を迎えて開催、更にゾンフォーマツリ!!!として、Qurage、ばちとえふで (circe+矢野ミチル)、グーミ、キスミワコバッハーンandミーを向かえ開催。 更に2011年12月にはKENNY BAKER、LIQUID SCREEN、forget me notを迎えての自主企画を開催予定。
tatamiのライブがはじまると、まるでその場所だけ時間が止ったかのような、現実世界から切り離された温かみのある空間に来たかのような不思議な感覚に。
メンバー5人が寄り添いながら奏でる、最小限の音使いで構築された楽曲、ヴォーカリスト/井上コウの優しく包み込むような歌声。
インディーロックと呼ばれる音楽から、tatami的解釈としてのハードコアパンクやフォークミュージックの要素を注ぎ込み、温かく優しい音であると同時 に、険しく、ヒリヒリとした空気感も同居する燐としたその世界観はこれまでに培ってきたメンバーそれぞれの音楽性や活動があってこそ出せるもの。
今回のアルバムリリースを通して、更にその存在を多くの音楽リスナーに広めていくであろう存在です。 全10曲入り。

1.雨の日
2.水を得た魚
3.放浪だった
4.渚から
5.糸
6.異国
7.6時間
8.反射炉
9.サダルとモイダン公園
10.角部屋

12/02/10