進化し続けるモンスターロックバンド、MELVINSの2012年最新作はMELVINS LITE名義でのアルバムでっす！
本作は2006年以来鉄壁を誇るツインドラムの4人編成ではなく、トレヴァー・ダン(ミスター・バングル/ファントマス/トマホーク他)をベーシストに迎え入れた3人編成/MELVINS LITE名義での新作。
MELVINS本隊ではなく別編成でヒネリを利かせた実に‘オルタナ裏番長’らしい1枚に仕上がっております！
2009年のフジロックに続き、昨年にはホール公演としては10数年振りとなる来日公演を実現させながら、東日本大震災の影響で惜しくも東京公演が中止になってしまったメルヴィンズでしたが、それ以降も相変わらずのハイペースで活動を続け、ワールドツアーから超高額限定ボックスセットの発売/瞬殺完売、音源制作と続けてきた、アメリカ某企業のバックアップで無料ダウンロード音源を発表したばかり。
今作はへヴィロックの超ド真ん中を定義しアップデイトし続ける4人編成のMELVINS本隊とは大きく異なり、実験色/オルタナティヴテイストの濃い、正にMELVINS最大の特徴でもあるヒネリが前面に出た1枚。
前作『ブライド・スクリームド・マーダー』ではザ・フーの“マイ・ジェネレイション”という大ネタカヴァーを披露していたが、今回はポール・マッカートニー&ウィングスの“レット・ミー・ロール・イット”の異形カヴァーを収録。

1.Mr. Rip Off
2.Inner Ear Rupture
3.Baby, Won’t You Weird
Me Out
4.Worm Farm Waltz
5.A Growing Disgust
6.Leon vs. The Revolution
7.Holy Barbarian
8.Freak Puke
9.Let Me Roll It
10.Tommy Goes Beserk

12/06/24