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商品詳細

discotortion / bakuyou (cd) Self

販売価格: 1,944円(税込)


再入荷!!!!!!!!



"もっと速いバンドも、もっと重いバンドも山ほどいるが、こんなバンドはdiscotortion以外にはいないのだ。"

COWPERS、MOONWALK、L!FEのメンバーが在籍する札幌グレートハイパーブルータルジャンクカオスオルタナハードコア!discotortion!
2011年にリリースされた衝撃の大名盤"空谷ノ歪音"リリース後にギター/キーボードのチカダ氏が脱退、現在は200MPHのメンバーを加え、ツインドラムを擁する6人組とゆう編成で活動、そして制作された約3年ぶりの新作アルバムとなる今作はこれまでのFine tuning!からではなく自主でのリリースとなります。
結成当初は打ち込みのドラム、ギター/ヴォーカルとベースのデュオで活動しつつも年月とメンバーチェンジと作品のリリースを重ねるうちに現在の6人編成となり、サウンドも前作"空谷ノ歪音"で見せたオルタナ、インダストリアル、カオティック、ジャンク、ノイズ、ハードコアと様々な要素が入り乱れ異様なまでの独自の世界観を確立させ完成させたと思われたdiscotortion節を更なる深化を遂げさせたあまりに凄まじく、唯一無二以外の何者でもないdiscotortion節を見せる。
あまりに凶暴な図太く、重くうねり、ぐねりまくるグルーヴは殺意すら感じるし、不穏極まりない不協和音はどうしようない不安感に襲われる、そこに絡むメロディーラインは猛烈に異様な怪しさを感じさせます、そして随所に、とゆうか全体に滲み出た"札幌"感ももうニヤリとゾクゾクです、、、
とりあえずなにもかもがスパークしまくった轟音の嵐が暴れまくる楽曲に、そこに搭載された前作から、更にグネりまくるボーカルの存在感も圧巻でございます!壮絶な危険度を持ったブルータルジャンクカオスオルタナハードコア!これはもう最高ですよ!
前作同様にぶっとばされる!もしくはぶっ殺されそうな衝撃の大推薦盤!!!全8曲入り!



infoより...
もっと速いバンドも、もっと重いバンドも山ほどいるが、こんなバンドはdiscotortion以外にはいないのだ。
基本的にほとんどの物事がネット上で俯瞰できるようになってから一体どれくらい経ったのだろうか。憧れのバンドが影響を受けたと公言するあのアーティストの名前を何ヶ月も唱え続けることや1枚のジャケット写真を蜃気楼のように追い求めることはもはや幻。直接、手に触れることやものとして手に入れることは叶わずとも情報<データ>として確認することはたやすく、健全な妄想や愛らしい勘違いはすっかり置いてけぼりを喰らわせれて見渡すかぎり世の中は品行方正なパンク、ハードコアやオルタナ・バンドばかりになってしまった。皆、正しくロックする。そして我々はあくびが止まらない。
元は打ち込みのドラムにギター&ヴォーカルとベースのデュオから始まったこのユニットも年月とメンバー・チェンジと作品のリリースを重ねるうちに6人の大所帯バンドになった。当然、サウンドも当初のBIG BLACKやSteve Albini関連のバンドを意識したメカニックで硬質なニューウェーヴ〜ジャンク・サウンドからツイン・ドラムの暴走する鼓動とバリトン・ギターのブ厚いリフの注入によって重くロックし、人間の性や業を己の血で描き出すかなり生々しいものへと変化した。
セカンド・アルバムで完成したように思えたdiscotortionだったが、アルバム発表後の年末にギター、キーボードにライブではパフォーマーとしても欠かせない存在だったチカダが脱退。ぽっかり開いた大きな穴を埋めることはハナから放棄し、彼らと縁深い200MPHのベーシスト、ハッタをヘルプに迎えてライブ活動を続けた。穴を埋めるのではなくその下に潜り込んだわけである。さらに同じく200MPHからギターのハヤシも合流してライブを重ねつつ、今回のサード・アルバムを制作。従来のリフとツイン・ドラムを軸にしつつ何重にもトグロを巻く歪音と、悟りからあえて目をそらし、腐りゆく己の肉体を恐れることなくもがき続ける道を選ぶ覚悟に満ちた歌はロックの重さやハードコアの凶暴さといった各ジャンルを測る指標となる概念をすべて溶かしてしまいそうなほどの熱量を帯びたサウンドへと見事に昇華している。
またこのバンドを追いかけ続けてきたコアなファンならその熱量とともに随所に散りばめられたCOWPERS(言わずと知れたdiscotortionの前進バンドのひとつ)やさらにそれに多大な影響を与えたROCKET FROM THE CRYPTを思わせる旋律やコード展開にニヤリとするに違いない。これが冒頭に述べたような教科書的なコピー&ペーストならばシラケるばかりだが、discotortionの場合は完全に血中アルコールのごとく滲み出たものであるからたまらない。
このサード・アルバムが彼らの新たなステージなのか、あるいはあえて封印してきた最後の扉なのかは現時点ではまだ誰にもわからないが共に見届けようではないか。もっと速いバンドも、もっと重いバンドも山ほどいるが、こんなバンドはdiscotortion以外にはいないのだから。